知 事 答 弁

 先ほど私、それぞれ部長に答弁を振りましたので、疲れているから振ったのかなというふ
うに思われたら、それは誤解でありまして、この問題で今一番詳しい人から直接答弁しても
らった方がいいと思いまして振っているわけであります。したがって、これからも部分的には
そういう部長答弁は出てまいります。

 ということで、境港の水産物地方卸売市場の問題につきましては、午前中も私のほうで、
県としても現場の事務所長から話を聞いておりまして、これを改善しなければいけないとい
う問題意識を持った上で今検討を進めているところであります。

 いろんな問題がありまして、かれこれ25〜26年になるのでしょうか、今の施設が基本的
にできましたのが。もう四半世紀たっておりまして、やはりそれなりの傷み、老朽化もありま
すし、当時の安全衛生面での基準といいますか目安といいますか、そういうものと現在とで
はかなり基準も違いますれば、国民の求める基準といいますか安全に対する基準も意識も
変わっておりまして、そういうことで見直しは必要だろうと思っております。

 ただ、問題もありまして、財政的な負担が非常に大きいということ。にみならず、卸売市場
というのは県の通常の行政の分野と違いまして、いわば準公営企業という位置づけがあり
まして、基本的には利用者の使用料でもって財源を賄うというそういう分野でありますので、
したがって、これを改善、改良を加えるということは、利用者の皆さんの意向というもの、負
坦についての考え方というのも非常に重要になってくるわけであります。そんなことも含めて
これから課題を整理して、境港の地方卸売市場がどう変わればいいのか、どうすればいい
のかということを詰めさせていきたいと思っております。






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